【本の感想 No8】おとなの教養2 私たちはいま、どこにいるのか?
本の感想です。本日読了しました!
【タイトルなど】
おとなの教養2 私たちはいま、どこにいるのか?(池上彰著/NHK出版新書)
おとなの教養 2―私たちはいま、どこにいるのか? (2) (NHK出版新書)
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2019/04/10
- メディア: 単行本
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【購入場所など】
KIndleでセールになっていたため購入しました。
※購入したのは先月ですので、現在は通常価格に戻っています。
【感想】※あくまでも感想です。
池上さんの本はたくさん出ていると思うのですが、
ほとんど読んだことがありませんでした。
(テレビはよくみていたので、それで満足していたのかもしれませんw)
今回セールだったということと、Kindleでの読書を増やしてみようという試みの
2つの動機より読んでみようとしました。
結果、やっぱり「わかりやすい」ですね!
序章に「ルーブル美術館のルーツとは?」という見出しがあり、
それが「そうなの!?」という内容でインパクト大でした。
実際行った人に聞いてみたのですが、
「めちゃくちゃ広いからもとは美術館ではないんだろうな〜とは思っていたけど、
そんな目的で建てられたのは知らなかった」
とのことでしたので、知るって楽しいなと正直なところ感じました。
(詳細については本書をご覧ください)
また、「中東」ってどうして「中東」と呼ぶの?ということが解説されている
部分があるのですが、「そんなこと考えもしなかったな」と自分の好奇心の
低さに愕然とさせられましたね。。
本書は現代人が知っておくべき教養が6つの単元(AI、キャッシュレス、想像の共同体、地政学、ポピュリズム、日本国憲法)で解説されていたのですが、
私が特に興味を持ったのは「地政学」でした。
もともと、地理は嫌いではないほうで(高校から覚えることが多くなり、からきし
勉強はダメでしたが)東京近郊の地図を日頃眺めたりするので抵抗感はないです。
ただ「地政学」という言葉は、最近よく聞くなーというぐらいで、
よくわかっていませんでした。
(テレ東の経済番組で、コメンテーターがよく「地政学的リスク」がどうのこうの
言っているのを耳にしたことがあったくらいでした)
そんな中、「世界地図を見れば世の中のイロイロが見える」ということで、
わかりやすく解説がされていたのでありがたかったです。
ロシアの不凍港の問題は世界史で習った記憶があったので、
そういうことを地政学というのね、というなんとなくの感覚もつかめました。
今後ニュースを見る際の視点が増えた気がします。
また、「ポピュリズム」「日本国憲法」の章も興味深かったですね。
「公民」や「政治経済」で学んだ知識でストップしてしまっていたので、
現在政治の世界で起こっていること、世界や(今後は日本でも)起こりそうなこと
を予習できたと思います。
(どんだけ、世の中のこと知らないんだよというツッコミは甘んじて受けます。
だからこそこういう本が必要とされるし、私としてもありがたいわけですが・・)
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と、いうわけで、結論としては「もう少しニュースに関心持とう」という
きっかけになったので、読んでよかったなと思いましたとさ。
それでは!