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【本の感想 No8】おとなの教養2 私たちはいま、どこにいるのか?

本の感想です。本日読了しました!

 

【タイトルなど】

おとなの教養2 私たちはいま、どこにいるのか?(池上彰著/NHK出版新書)

 

【購入場所など】

KIndleでセールになっていたため購入しました。

※購入したのは先月ですので、現在は通常価格に戻っています。

 

【感想】※あくまでも感想です。

池上さんの本はたくさん出ていると思うのですが、

ほとんど読んだことがありませんでした。

(テレビはよくみていたので、それで満足していたのかもしれませんw)

今回セールだったということと、Kindleでの読書を増やしてみようという試みの

2つの動機より読んでみようとしました。

 

結果、やっぱり「わかりやすい」ですね!

序章に「ルーブル美術館のルーツとは?」という見出しがあり、

それが「そうなの!?」という内容でインパクト大でした。

実際行った人に聞いてみたのですが、

「めちゃくちゃ広いからもとは美術館ではないんだろうな〜とは思っていたけど、

 そんな目的で建てられたのは知らなかった」

とのことでしたので、知るって楽しいなと正直なところ感じました。

(詳細については本書をご覧ください)

 

また、「中東」ってどうして「中東」と呼ぶの?ということが解説されている

部分があるのですが、「そんなこと考えもしなかったな」と自分の好奇心の

低さに愕然とさせられましたね。。

 

本書は現代人が知っておくべき教養が6つの単元(AI、キャッシュレス、想像の共同体、地政学ポピュリズム日本国憲法)で解説されていたのですが、

私が特に興味を持ったのは「地政学」でした。

もともと、地理は嫌いではないほうで(高校から覚えることが多くなり、からきし

勉強はダメでしたが)東京近郊の地図を日頃眺めたりするので抵抗感はないです。

ただ「地政学」という言葉は、最近よく聞くなーというぐらいで、

よくわかっていませんでした。

(テレ東の経済番組で、コメンテーターがよく「地政学的リスク」がどうのこうの

 言っているのを耳にしたことがあったくらいでした)

 

そんな中、「世界地図を見れば世の中のイロイロが見える」ということで、

わかりやすく解説がされていたのでありがたかったです。

ロシアの不凍港の問題は世界史で習った記憶があったので、

そういうことを地政学というのね、というなんとなくの感覚もつかめました。

今後ニュースを見る際の視点が増えた気がします。

 

また、「ポピュリズム」「日本国憲法」の章も興味深かったですね。

「公民」や「政治経済」で学んだ知識でストップしてしまっていたので、

現在政治の世界で起こっていること、世界や(今後は日本でも)起こりそうなこと

を予習できたと思います。

(どんだけ、世の中のこと知らないんだよというツッコミは甘んじて受けます。

 だからこそこういう本が必要とされるし、私としてもありがたいわけですが・・)

 

ーーー

と、いうわけで、結論としては「もう少しニュースに関心持とう」という

きっかけになったので、読んでよかったなと思いましたとさ。

 

それでは!