省エネと反省。
タイトルの「省エネ」は、一般的な意味ではなく、
私が密かに思っている特定の行為のことを指します。
それは、一言で言えば「接客の手抜き」です。
私は今の会社に就職する前、小売店でアルバイトを結構長い間していました。
その中で自分の仕事の振る舞い方についてもいろいろ考えましたし、
他のスタッフさん、社員さんのことも観察する機会がありました。
また、様々なお客さんがいるんだなということもよくわかりました。
だから、というわけではないのですが、
自分が接客を受ける立場になった際に、
「ああ、この人は今自分に対して適当に接客しているなぁ」
と感じてしまうことがあります。
どういうときに感じるかと言いますと、
“(私の)前のお客さんと違った対応をされたとき”です。
例えば、「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」の挨拶がないとか、
ポイントカードを持っているか聞いてこないとか・・。
私が若いからなのか、ポイントカードは持っていなさそうなのか、よくわかりませんが。
もちろん、私が過剰に反応しているだけで、
相手としては特に何も思っていないのかもしれません。
だからこそ、手抜きな対応をされたと感じても特に何も言うことはないのですが、
ああ「省エネ」しているなぁと心の中で思ってしまいます。。
ここまで書くと、「お前は何様だ」と言われてしまうかもしれませんが、
上記の通り、そういう接客をされると悲しい気持ちにはなりますが、
何かすることはありません。
というのも、そういった態度が何を隠そう、アルバイト時代の私そのものだからです。
当時、そういう接客をしながら、
自分の中で何か(内外から)指摘を受けた時の言い訳は考えていました。
「この人はタバコしか買わないからポイントカードは聞かなくていい」
「袋はいつもいらない人なので、何も聞かずテープにしよう」などなど。
なので、効率的にレジをさばくためには仕方がないとすら思っていました。
ですが、自分が接客を受ける立場になって、
自分って結構ひどいことをしていたのだなと猛省することになりました。
(特に実家を出てから買い物の機会が増え、強く思うようになりました)
ああ、こんな感じで自分は接客していたのだな、と。
お客さんとしての私は、ときに
「挨拶するに値しないし、ポイントカードを聞くに値しない」
と判断されるときがあるのでしょう。
悲しいですが仕方ないし、以前の私の行為のブーメランなのだと
「省エネ」を受けたときには思っています。
今後レジも無人化されたりしたら、
そういった感情を抱くこともなくなるのかもわかりませんが、
とにもかくにも、現在は仕事をする際に上記のような
当時のマインドに陥ってしまっていないか、
日々振り返るようにしています。反省を活かす意味もこめて。。
それでは。