とりあえず、書き連ねていくブログ

日々のこととか本の感想とか。

近現代文学に対する憧れ

今日は何を書こうかで悩んでました。

自分の中に沸き起こる、小さなネタはいくつかあったのですが、

どれにしようか・・・と言った感じ。

まあ、大したアクセス数でもないし、端から見ればどれでもいいんですけどね・・

でも、そこぐらいは考えたいと思っているのです。

 

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で、結局書こうと思ったのは表題の件。

感想としてかけるほどでもないのですが、

夏目漱石の「それから」(新潮文庫)を読みました。

 

かなーり時間をかけました。

というのも、寝る前に読むのがしっくりきていたのでそうしていたのですが、

それだとどうも進まない。

他の本を優先させるあまり、何ヶ月も時間がかかってしまっていました。

 

実は「三四郎」も以前読んでいたのですが、途中で挫折し、

漫画でストーリーを読んでしまったということもあります。

 

そこまでして、なぜ読みたいか。

それは、私にある種のあこがれがあったからだと思います。

 

学生時代、すごい勉強のできる友人がいました。

最初は仲がよかったわけではなかったのですが、

彼が書く文章を読んだときに「すごい!」と素直に思ったことがありました。

(※当時、クラス日誌なるものがあり、1日に1ページ、

   交代でフリーテーマで一定量の文章を書くという機会がありました。

   そのときに彼の文章を初めて読んだのです。)

 

そのときの彼の文章の内容が近現代の文学に関する話で、

当時の私には到底理解のできることではなかったのですが、

なんかあの時代の小説読んでいる人かっこいいなーという憧れがありました。

 

・・というよりは、

単純に近現代の文章を読めば、かっこいい文章が書けるようになるかも!?

という気持ちがあったんだと思います。(いや、ありました。)

 

ですが、以前書いたように当時はラノベとかに興味があり、

付随してアニメもみていたので、自分の中に何か芽生えるものは

あったのですが、そちらの方に夢中になっていました。

国語の授業以外で1冊も手にすることなく、

憧れは憧れのままでその時は終わってしまいました。 

 

そんなこんなで10数年が経過してしまい。。。

 

ようやく読もうと思った時(最近ですね)には、なかなか世界観が入って来ず。。

読むのに苦心しています。

苦心して読むぐらいなら読むべきではないのかもしれませんが、

しっかり内容が頭に入ってくれば継続して読めるので、

経験だと思って手を出しています。

 

夏目漱石を読んでいるのは、一番とっつきやすいと直感で思ったからです。

詳しい人からしたらそんなことないんでしょうけど。

だったら聞けよって話ですけど。

(身もふたもない話ですが、こういうときに限って他人の意見は参考にしません。。)

 

 

ということで、現在は「門」(新潮文庫)を読んでいます。

まだ読み始めたばっかりですが。

どれくらいかかるかわかりませんが、ちょっとずつ読んでいきます!

 

それでは。