とりあえず、書き連ねていくブログ

日々のこととか本の感想とか。

「前に進んでいる感」が大事

私は「停滞している感じ」に対してもどかしいと感じます。

誰しもがそうなのかもしれません。

もしそうだとしたら、私もご多分に漏れず、です。

「前に進んでいる感じ」を作るのが大事、と何かの本で読んだことがあるので、

やはりそういうことなのでしょう。

 

今日は、家庭教師のアルバイトをしていて、教える時に

上記を無意識的に実行していたというお話です。

 

もともと別のバイトをしていたのですが、ちょっと事情があり、

友人の紹介もあって始めることになりました。

そんなにがっつりやるつもりはなかったのですが、

「受け持った子については責任持って頑張ろう」とは思っていました。

 

そんな私の受け持ちは部活に熱中している男の子。

動機は忘れてしまいましたが、数学をみて欲しいと頼まれました。

その子は僕からすると「できるんだけど、やる気のない子」に映りました。

まあ部活終わって勉強とか、一人だったら絶対できないですよね。

ゲームも好きそうで、勉強にベクトルがいっていない感じでした。

 

なかなか集中できないその子とどう向き合っていくか悩みました。

宿題を提示してもしれっとすっぽかしたりされていたので。

 

そこで、まずは人と人として(いや、パクリではありませんよ笑)

コミュニケーションを取ることに努めました。

ある日は受け持ち時間の半分の時間をただ会話することに費やしたり、

私の大学での生活のこととかを話したりしました。

(この勉強を続けた先に待っている生活を少しでもイメージしてもらえたらな

 と思ったからです。)

 

そしてやる気に日がついたところで勉強を再開する、みたいにして

なんとかモチベーションを保たせることに尽力しました。

 

勉強の内容面でいくと、

「彼には自信をつけることができると加速度的に成長するかも」と

思ったので、まずは問題集を1冊仕上げることにしました。

仕上げていく過程で気をつけたのは、「今どこにいる?」ということです。

一定のタイミングで問題集をパラパラめくって見せ、

「ほら、今全体のここまで進んだんだよー」と伝えました。

 

1冊終わったときには、

「こんだけやれるんだから、もうなんでもできるね」と

声をかけてあげました。

すると得意げな顔をしてくれたな、という記憶がうっすらとあります。

 

さて、何がいいたいかわからなくなってきましたが、

「前に進んでいる感じ」を「1冊の問題集を仕上げる過程」で示すことによって

自信をつけさせることができたのではないんじゃないかなと思うわけなんです。

 

もちろん、これが勉強法として正しいかどうかは知りませんが、

やる気を保つ意味では割と効果があったのかなーと思っています。

 

その後、彼は信じられない勢いで成績がUPし、

他の教科も相乗効果が働き、当初は考えられないクラスの学校に

合格することができました。

 

本人にとっても大きな成功体験の1つとなってくれたようで、

大学生になった彼から連絡をもらったときには、

「先生みたいな家庭教師になって僕みたいな成績がよくない子の

 成績をUPさせるべく頑張っています」

と言ってくれて、本当に泣きそうになりました。

 

自分に対しても忘れそうになるので、

戒めの意味で書いてみました。「前に進んでいる感」は大事だ。

じゃあそれをどう作っていくか?ですよね。。

 

今、私はブログの継続日数が増えていくことにそれを感じています。