【本の感想 No6】生産性
毎週日曜日恒例の本の感想のお時間です。
と思ったら、今日月曜日でした。。
【タイトルなど】
生産性(伊賀泰代著/ダイヤモンド社)
【購入場所など】
Amazonにて購入。
発売された当時(つまり2016年ぐらいですかね)、
本屋に大量に積まれていて、白の背景に赤字で書かれたこの本が
とても印象的だったのを覚えています。
以後、購入することなく日が経ってしまっていたのですが、
仕事の一助になるかなぁと思いこの度購入してみました。
【感想】
※あくまでも感想です。
ビジネスにおける生産性の重要性について書かれた本だと思います。
「生産性」という言葉は正直社会人になるまでは身近ではありませんでした。
ですが、新人の研修を終えて部署に配属された途端、
とにかく生産性を向上するためには?ということを問われてきた気がします。
それは今でも変わりありません。
だからこそタイトルに惹かれたのだと思います。
私なりに「なるほど〜!」と特に学びがあったのは、以下の2箇所です。
- 第4章 トップパフォーマーの潜在能力を引き出す
- 第5章 人材を諦めない組織へ
4章については、ある先輩のことが頭に浮かびました。
その方は(中途入社ですが)入社5年足らずで管理職クラスへ昇進した、
かなり実力のある先輩だったのですが、
いつも涼しい顔をして仕事しているな〜というのが印象的だったんですね。
それでこの章を読んで思ったのは、
100%の実力を出さずに仕事しているのでは?ということです。
これは、手を抜いているということではなく、
求められていることが自身の実力の何割かでこなせてしまうということです。
つまり、トップパフォーマーと呼べるのではないでしょうか。
マネジメントのことを考える立場では全くありませんが、
会社はこういった方にさらなる成長のステージを用意できているのか?
(どうかは私にはわかりかねますが)ということは少し考えてしまいました。
5章については、「社内選抜に漏れた中高年社員」についてです。
(失礼を承知の上ですが)こうした立場(と思われる)の方と
仕事をしたこともあります。
やはりどこか達観しているというか、諦めているというか、
「どうせ自分は〜」という意識がどこからか醸し出されていて、
なんか辛いなぁと感じました。
また、見切りをつけて転職していった方もみています。
そうした方々も意欲的に働けるような仕組みが考えられないかなー
と思ってしまいました。
どんな立場だっていう話ですよね。。失礼しました。
いろいろ書いてきましたが、
「では、翻って自分はどうだろうか?生産性高められている?工夫している?」
と問いかけた時に、自信を持ってYesと言えることはまだできないかなと感じています。
ですが、日々の生活から少しずつ意識するようにはなってきました。
このブログも目に見えない小さなことかもしれませんが、
自分の中では生産性高められるように工夫を続けています。
(毎日ではないですけどね。。)
また、仕事上でも回りくどいけど改善するのも面倒臭いからといって
放置されていた(していた)ことにようやく着手しはじめました。
もっと簡単にできないか?
今までのやり方で着手する前に、他にやり方がないだろうか?
ということを問いながら、小さいことから日々こなしていけたらいいかなぁと思います。
ダメなら戻せばいいですしね。
それでは。