とりあえず、書き連ねていくブログ

日々のこととか本の感想とか。

警備員さん。

私の勤める会社のビルには他に例外なく警備員さんがいます。

正面玄関の入り口のところに立っており、

毎日(たまにいらっしゃらないときもありますが)挨拶をします。

毎日同じ人ということはなく、どうやらローテーションで

朝立っている人は決まっているようです。

(曜日で決まっているわけでもないみたいです)

 

その中でとても気持ちの良い挨拶をしていただける警備員さんがいます。

すごくはっきりと、そして笑顔で

「おはようございます!」

と挨拶をしてくれるのです。

 

私もなるべくそれに応えようと挨拶をするのですが、

あそこまで気持ちの良い挨拶はできずにいます。

 

先日、その警備員さんについて驚かされたことがありました。

 

それは帰りの時だったのですが、

その‘気持ちの良い挨拶の警備員さん’は、同僚の方(おそらく上司さん)と

ビル周辺の見回りをしていたようで、

ビルを横切るように歩いていました。

 

そのとき私はちょうどビルの正面玄関を出たところでした。

位置関係的には私に対して警備員さんたちはほぼ90度の関係でした。

にも関わらず、

 

「お疲れ様でした!」

 

とこちらを振り返って頭を下げて挨拶をくれたのです。

私は驚いてしまい、しどろもどろになってしまって、

「お疲れ様でした・・」

と小声で言うのがやっとでした。

 

ほぼ視界に入っているかいないかぐらいだったと思います。

上司さんと話の途中だった可能性もあります。

そして、私に気づいていなくても私は何の感情もなかったでしょう。

 

そんな中での気持ちの良い挨拶です。

その日は気持ちよく帰宅できました。

 

ここから学べることは多いと感じます。

 

私は普段からうまく挨拶ができなかったり、

相手に無視されてしまったときなどにくよくよすることがあります。

 

おそらくあの‘気持ちの良い挨拶の警備員さん’も無視されることも

多いのではないかと思います。

それにも関わらず、誰に対しても気持ちよく

分け隔てなく挨拶ができる。

これはすばらしいな、と感じました。

 

不機嫌は罪、なんて言葉を聞くこともありますが、

上機嫌というかさわやかというか、気持ちの良いというのは

ここまで人に影響を与えるのだなと気付かされました。

 

少しでも見習えたらなと思いました。